ここは、350年以上の歴史がある「清龍山 長円寺」
参道は樹齢300年の杉が並ぶ。
石畳の参道を進むと燃えるような真っ赤な楓が目に飛び込む。
300年の杉の木に負けまいと枝を張り、真っ赤に染めた楓の葉。
見る者を圧倒させ、ただ感動のため息がでるばかり。
寺の境内に並ぶ、石仏百体観音。
地面すれすれまでに垂れ下がり、楓の葉から見え隠れ。
なんとも風情があります。
夜にはライトアップされ、百体観音一つひとつにロウソクが灯る。
真っ赤な紅葉は闇夜に浮かび、ロウソクの火に灯された石仏の顔がぼんやり見える。
杉の葉の間から落ちる木漏れ日が、優しくもみじにふりそそぐ。
秋に一度は訪れたい紅葉の名所がここにある。