2015年4月29日水曜日

葉ワサビ漬け


蓼科に遅い春がやって来ました。
桜が咲き、カラ松の芽が顔を出しました。
八ヶ岳の雪も融け、山は萌黄色になりました。

フキ、つくし、よもぎ、山ウド、ワサビ、
春の山菜を美味しく戴くのに大忙し。
ワクワクしながら、日々を過ごしています。


庭に生えているワサビです。
小さな白い花が沢山咲きました。
今年はワサビの豊作です。


よく水洗いした後に、80℃のお湯でゆでます。
茹ですぎないように注意が必要です。


直ぐに冷水に取り冷まし、絞ります。


食べやすい大きさに切ったら、ぎゅうっと力を入れて絞ります。
塩を少し振りかけ、もみ込みます。
しばらくすると、ワサビの辛味が目にしみてきます。
鼻もつ~んとしてきます。
家の中はワサビの匂いでいっぱいです。

もう一度力を入れて水気を絞り
ビンの中に入れて
冷蔵庫の中に2~3時間休ませます。


味付けは一夜漬けの液(市販されている物)だけ。
さい箸でかき混ぜれば出来上がり。
鼻につ~んとくる辛さは
ワサビの美味しさ。
「から~い!でも 美味し~い!」
家族に大好評。
クセになる美味しさでした。


お嫁さんと私の実家に
蓼科の春をビンに詰めにして送ろうと
家族総出でワサビ漬け大作戦!!

その様子をイラストに描き
送る荷物にそっと添えたのは
お嫁さん。
春のビン詰には真心も入れましたよ。


材料

花ワサビ・葉ワサビ…500g
塩…小さじ半分
一夜漬けの素(液体・市販品)…120cc

作り方

1 ワサビをきれいに水洗いする。
2 鍋に湯を沸かす(80℃)
  (鍋肌に泡が出始めて、少したったくらいが80℃)
3 ワサビを入れ茹でる(茎が少し透き通るぐらい)
4 冷水に入れ冷まし、直ぐに水気を絞る
5 食べやすい長さに切り、しっかりと水気を絞る
6 ボールに移し、塩を振り、力を入れて揉む
7 もう一度よく水気を絞り、ビンに詰め
  冷蔵庫に2~3時間置く
8 一夜漬けの液体をそそぎ、箸で混ぜる

*ワサビは茹でてから放置しておくとどんどん辛味や香りが
 飛んでしまうので、密封のガラス瓶に入れておく事が大切です。

2015年3月26日木曜日

春の訪れ


先日 東京に用事があり帰りました。
東京はすでに春でした。
あたたか~い!

久しぶりに妹と待ち合わせて実家に行きました。
妹のおみやげは「小松菜の小さなつぼみ」
自宅の庭で義父が育てた物。

茹でてから、だし醤油に浸けて
ちらし寿司に飾りました。
ほんのりとした苦みは春を教えてくれました。

具には、茹でタケノコと豚肉を甘辛く煮つめて混ぜました。
美味しい春 ごちそうさまでした。


一週間後に我が家に帰りましたが
雪が融けている事に驚きました。
洗濯物が干せる様になった事は喜びです。




今朝の気温は-11℃
放射冷却の影響だとか!
さむ~い!
小川の水も氷ります。
氷のオブジェは顕在です。
寒さが創り出してくれます。


雪解け水の流れる音
大きくなりました。


 我が家の庭のミニ水仙
小さな 小さな芽を出しました。
陽だまりの中で春の訪れを告げています。


母の編んでくれた靴下
帰り際にそっと渡された母の愛。
ありがとうございます!
重宝に大切に使います。


2015年3月3日火曜日

春色いなり寿司


3月3日はひな祭り。

ちらし寿司も良いけれど
ちょっと目先を変えて
いなり寿司に春色を盛りつけてみました。
お嫁さんが盛りつけを手伝ってくれました。
二人でワイワイ言いながら作ったいなり寿司です。
他に「生ハムの棒寿司」も作りました。
写真を撮り損ねてしまい、お見せできないのが残念です。

小さな重箱は孫のために作りました。


デザートにいちご大福も作りました。

このところの寒暖の繰り返し「三寒四温」
暖かい日は雪が解け、寒い日は雪が降る
今夜も雪が降ってます。
春はゆっくりやって来るのですね(*^。^*)

春色の食卓は
私達の心を明るくしてくれました。


主な材料

すし飯、油揚げ、卵、むきえび、干し椎茸、
にんじん、みつ葉、スナップエンドウ、
はす、たけのこ、でんぶ、生ハム、

レシピ

油揚げは下茹でしてから、ざらめ、しょう油、みりん、酒で味付ける。
卵は錦糸卵にする。砂糖、塩、酒で味付けする。
人参、たけのこをみじん切りにして、砂糖、酒、みりん、しょう油、だしで煮る。
干し椎茸は戻した後、砂糖、みりん、しょう油(少し濃いめの味付け)。
人参は桜型に抜き取り、砂糖、みりん、塩、だしで煮る(甘味を強く)。
はすは酢水に浸けた後、酢、だし、砂糖、塩、みりんでサッと煮る。
えびは水、塩、酒を煮たて茹でる。
スナップエンドウ、みつ葉は塩茹でにする。
すし飯ににんじん、たけのこ、干し椎茸を混ぜる。
油揚げにすし飯を詰める。
具を好みでのせて、器に盛り付ける。





2015年2月19日木曜日

いちご大福


いちご大福を初めて作りました。
本当は桜餅を作りたかったのですが
桜の葉の塩漬けが入手できず
大福を作ってみました。

実は,食べるのも初めてです。
お嫁さんに笑われてしまいました!(^^)!

苺の酸味とあんこの甘さが程良く
口の中で混ざり新鮮な味わいを感じました。
くせになる美味しさでした。


自家製あんこです。
あずきを軟らかく煮てから砂糖とひとつまみの塩で
味を付け、ここでも毛布にくるんで一晩置きました。
あずきにしっかりと甘さがしみ込みます。

フードプロセッサーで手抜きのこしあんを作りました。


あんこが少しゆるかったようです。
苺をくるむ時に苦労しました。
しかし、食べてみると丁度良いあんこでした。


求肥は電子レンジで4分
簡単に作れました。
もちもちの食感は次の日食べても
変わりませんでした。


中を割るとこんなかんじ!
美味しそうでしょう?
おひな様にも御馳走しましたよ(*^_^*)

参考にしたレシピはこちら→クックパッド「いちご大福」



2015年2月18日水曜日

白菜の鶏スープ煮


白菜の美味しい季節
鶏肉と一緒に煮込むと
白菜がたくさん食べれます。
味付けは塩のみ。
簡単で美味しいスープ煮です。
NHK今日の料理 大原千鶴さんのレシピを
参考にしました。


鶏肉、ショウガ、玉ねぎを水から煮て
沸騰したら、アクを取り、白菜を入れ煮込む。


白菜を軽く煮たら(5分位)
毛布にくるんでそのまま放置
じわじわと鶏の旨味が白菜にしみ込んで
最高のスープになります。
シンプルだけど、それが美味しい
冬のあったかレシピです。


残ったスープでワンタンを作りました。
おじやも最高ですよ。


材料(4人分)

白菜…4/1個
鶏もも肉…2枚(600g)
玉ねぎ…1個
ショウガ(薄切り)…適宜
塩…小さじ2
水…6カップ
水菜・豆腐…適量
一味トウガラシ…好みで(食べる時にかける)

作り方 

1 鶏肉にかるく塩を振る。
2 白菜と玉ねぎをざく切りに、ショウガは薄切りにする。
3 鍋に鶏もも肉、玉ねぎ、ショウガ、水を入れ、中火にかける。
  鶏肉は切らずに塊のまま入れる事。
  パサつかず、ジューシーな仕上がりになる。
4 沸騰したらアクを取り、白菜を入れ5分程煮る。
5 塩を入れ味をととのえる。
  必ず味見をして、塩加減を調整してください。
6 毛布にくるみ1時間以上置く。
  鶏肉がしっとりとし、白菜も軟らかくなります。
7 食べる直前に鶏肉を食べやすい大きさに切る。
8 土鍋に盛り付け、水菜、豆腐をあしらい再度火を入れる。
* 午前中に作り、毛布にくるんで置くだけで鶏肉はしっとり
   白菜は旨味を吸ってとろとろになります。