御近所の方から戴いた沢山のオレンジ。
そのまま食べるのはありきたり。
何か工夫して美味しく食べたいと考えました。
先日遊びに来たお嫁さんのお友達(お菓子作りの教室をしている方)からコンフィの話を聞いて作ろうと思いました。
クックパットでさっそく検索。
手間と時間(1週間)がかかる大変なものでした。
夫とお嫁さんから手間ひまを惜しんでいたら
美味しい物は出来ないと はっぱをかけられ
覚悟を決めていどみました。
それがこれ!!
つややかなアメ色のオレンジのコンフィ。
ジャムより濃厚でオレンジの香りが口の中にいっぱいに広がります。
オレンジの皮の汚れをきれいに洗ってから、
楊枝で皮に穴をあける(無数に)
鍋にオレンジと水を入れ2~3回茹でこぼした後、2日間水に浸ける。(1日に2~3回水をかえる) 苦みを取るための作業です。
左の写真は2日後の写真(プヨプヨしている)
オレンジを5㎜~1㎝の輪切りにしている所.
わりばしを置くときれいに切れました。
ステンレスの鍋にきれいに並べます。
グラニュー糖(オレンジの重さの90%)を加え火にかけ沸騰してきたらアクを取ります。
弱火にして20分煮てから火を止め、そのまま
1日置きます。
次の日も同じように火を入れますが、必ず弱火から煮ます。
沸騰してから20分煮てそのまま1日置きます。
次の日は、30分煮て火を止めてそのまま1日置きます。
だんだん艶が出てきて、皮と果肉の間が透明になるのがめやすです。
いよいよ仕上げの作業です。
ざるにあけて汁気(シロップ)をきります。
シロップは少し煮詰めてとろみをつけます。
半分はシロップに浸け込み、半分は乾燥させました。
自宅の釜をあたため乾燥させました。
100°で20分乾燥しました。
途中で裏返しもしました。
普通はオーブンで加熱します。
表面が水っぽく無くなれば皿に広げ粗熱を
取り、ベタベタしなければ完成です。
全工程で1週間はかかりますが、実際に取りかかる時間は、1日30分程度です。
毎日 完成を楽しみにしながら作っていたので苦にはなりませんでした。
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シロップ漬けをまずは味見。
お嫁さんが美味しいコーヒーを入れてくれました。
オレンジの甘さと香りはコーヒーとベストマッチ! 「う~ん うまい」
頑張って良かったです。
皆の美味しい顔が見られました。
コーティングしました。
オランジェットというお菓子ができました。
チョコレートとの相性がとても良いです。
シロップ漬けにしたオレンジコンフィをたっぷりとケーキの生地に混ぜて焼きました。
「ケーク・オ・ショコラ」
オレンジリキュールをしみ込ませた大人の
味のケーキです。
生クリームを添えて頂きました。
今月は孫の1歳の誕生日
全てはこの日に間に合わせるために作ったようなもの。
特別な日のために手間ひまを惜しまず作った料理は
本当に美味しいと思いました。
たったひとつ残念だったのは、孫が食べられなかった事です。
20年後に作ってあげるからね……??
ママ特製のバースデーケーキは愛情たっぷりの君だけのケーキでしたよ。