蓼科に遅い春がやって来ました。
桜が咲き、カラ松の芽が顔を出しました。
八ヶ岳の雪も融け、山は萌黄色になりました。
フキ、つくし、よもぎ、山ウド、ワサビ、
春の山菜を美味しく戴くのに大忙し。
ワクワクしながら、日々を過ごしています。
庭に生えているワサビです。
小さな白い花が沢山咲きました。
今年はワサビの豊作です。
よく水洗いした後に、80℃のお湯でゆでます。
茹ですぎないように注意が必要です。
直ぐに冷水に取り冷まし、絞ります。
食べやすい大きさに切ったら、ぎゅうっと力を入れて絞ります。
塩を少し振りかけ、もみ込みます。
しばらくすると、ワサビの辛味が目にしみてきます。
鼻もつ~んとしてきます。
家の中はワサビの匂いでいっぱいです。
もう一度力を入れて水気を絞り
ビンの中に入れて
冷蔵庫の中に2~3時間休ませます。
味付けは一夜漬けの液(市販されている物)だけ。
さい箸でかき混ぜれば出来上がり。
鼻につ~んとくる辛さは
ワサビの美味しさ。
「から~い!でも 美味し~い!」
と
家族に大好評。
クセになる美味しさでした。
お嫁さんと私の実家に
蓼科の春をビンに詰めにして送ろうと
家族総出でワサビ漬け大作戦!!
その様子をイラストに描き
送る荷物にそっと添えたのは
お嫁さん。
春のビン詰には真心も入れましたよ。
材料
花ワサビ・葉ワサビ…500g
塩…小さじ半分
一夜漬けの素(液体・市販品)…120cc
作り方
1 ワサビをきれいに水洗いする。
2 鍋に湯を沸かす(80℃)
(鍋肌に泡が出始めて、少したったくらいが80℃)
3 ワサビを入れ茹でる(茎が少し透き通るぐらい)
4 冷水に入れ冷まし、直ぐに水気を絞る
5 食べやすい長さに切り、しっかりと水気を絞る
6 ボールに移し、塩を振り、力を入れて揉む
7 もう一度よく水気を絞り、ビンに詰め
冷蔵庫に2~3時間置く
8 一夜漬けの液体をそそぎ、箸で混ぜる
*ワサビは茹でてから放置しておくとどんどん辛味や香りが
飛んでしまうので、密封のガラス瓶に入れておく事が大切です。