2013年10月27日日曜日

かりんジュレとジャム


大きなかりんを買いました。
なんと2個で1200gもありました。
豊かな芳香を楽しんだ後、ジャムにしました。

かりんは古来より、咳や痰などの喉の炎症に効果があると知られています。
これからの時期、作っておくと好いと思います。


かりんの皮と種を先に煮出します。
煮汁がトロリとするまで煮詰めることで、かりんの効能の効果が増します。
30分~40分煮詰めたら、こし器でこして煮汁を取ります。
その煮汁で果肉を煮ていきます。


果肉は5㎜程度に切り、水につけます。
空気に触れると変色するので、ラップを貼りつけておきます。
できれば、水を何回か替えながら、1~2時間つけておくと、渋味がぬけます。
先程の煮汁と果肉を一緒に煮て、再びこし器でこします。

果肉は後でジャムにするので、ぎゅうぎゅうと、こさないでください。
こした液を、鍋に移してとろみが出るまで煮詰めます。
液があかね色に変わってきます。

煮詰め過ぎると硬くなるので注意してください。(40分位を目安にしてください)
冷めた時に、ぷるぷるゼリーのような硬さになれば成功です。


ぷるぷるのあかね色のジュレはとてもきれいです。
庭のもみじの葉を添えました。

残った果肉にりんごを1つ、すりおろし、煮詰めてジャムにしました。
ジャムにすることで、食物繊維(不溶性の食物繊維)が摂れます。
便秘予防にいいですよ。

どちらも、お湯に溶いて飲むと体がぽかぽか、ノドはすっきりです。


材料

かりん…2個(1200g)
砂糖…720g(かりんの量の50~60%)
水…皮と種を煮る用 500~600cc(ひたひたになる位の水加減)

作り方

1 かりんはきれいに洗い、縦に切り、種を出し、皮をむく。
2 果肉を5㎜程度の薄さに切り、水にさらす(1~2時間)表面をラップで被う。
  渋味を取るため、何度か水をかえる。
3 1を鍋に入れ水をひたひたになるくらいに入れ中火で煮る。
  あくを取りながら、40分位(煮汁がとろとろになるまで)煮る。
4 3をこし器でこす。
5 4の煮汁を鍋にもどし、果肉と砂糖を入れ中火で、あくを取りながら、40分位煮る。
  (水を少し加えても良い)
6 5をこし器でこし、汁を鍋に戻し煮詰める。
  (好みのとろみになるまで、きれいなあかね色に変わるまで煮詰める)
7 熱いうちにビンに詰める。

8 6でこした後の果肉とりんごを1個すりおろし、ミキサーにかけペースト状にする。
9 鍋に移し5~6分に詰める。  
10 熱いうちにビンに詰める。