2013年8月28日水曜日

鶏むね肉の梅しそ巻き

私の夕食作りは、冷蔵庫の中身を見て出来る物を考えます。
ここは、山の中。近くのスーパーまで行くのに車で20分~30分かかります。
買い物は、週に1~2回と決めています。
私の料理知識と創造力をフル回転させながら、献立を決めています。
今日もアレやコレやと考えてこんなおかずを作りました。




鶏のむね肉を平らにさき、軽く塩を振り、その上にシソの葉と練り梅をのせ
くるくる巻いて蒸しました。
シソは我が家の畑で育てています。
梅の酸味とシソの香りは鶏肉と相性が良く、さっぱりとして美味しかったです。


材料 (4人分)

鶏むね肉…2枚(500g位)
シソの葉…10枚
梅干…3~4個
しょう油…小さじ1
酒…小さじ半分
砂糖…小さじ1
ごま…少々

塩…適量(肉の下味用)

(ソースの調味料)
ポン酢…好みの量
オリーブ油…好みの量
鶏の蒸し汁

作り方

1  鶏むね肉は縦に裂くように切込みを入れたいらにし、軽く両面に塩を振る。
2  練り梅を作る。
   梅干の種を取り、包丁でたたいてペースト状にして、ボール等に移し、
   しょう油、酒、砂糖、ごまを加えよく混ぜる。
3  1の鶏肉の上にシソの葉を敷き、その上に練り梅を全体に薄くのばす様に塗る。
4  鶏肉をはじから巻き、軽くタコ糸で縛り、ラップで巻く。
5  蒸気のあがった蒸し器にラップで巻いた鶏肉を並べ、25分蒸す。
6  直ぐに出さず、しばらく置いてから切る。
7  ラップに溜まっている蒸し汁は、捨てずにボールに移し
   ポン酢とオリーブ油を加えソースにする。
   



2013年8月23日金曜日

桃ジャム


つややかな、香り高い桃が、たくさん出まわりました。
ジャムを作ります。


桃は変色しやすいので、皮を剥き、スライスしたら直ぐにレモン汁を加えること。
桃にグラニュー糖をまぶし、しばらく置きます。
剥いた皮や種も一緒に煮詰めます。
ピンク色の鮮やかな色が出るからです。


今回は、半分をフードプロセッサーでペースト状に
残りの半分を角切りにして
それぞれを別々に煮てから
最後に合わせてみました。


こちらは、両方を合わせた状態の物です。
ジャムとしては、少しゆるいのですが、
汁に桃のコクがあり、美味しいジャムになりました。


材料

桃…4個(800g)
グラニュー糖…336g(糖度42%)
レモン…1個(搾っておく)


作り方

1  桃を水で洗い、2個の桃の皮を剥き、適当な大きさにスライスする。
   直ぐにレモン汁をかける。
2  1にグラニュー糖(分量の半分)をまぶし、20分~30分置く。
3  2に桃を剥いた皮と種を入れて火にかける。(始めは強火)
4  アクをすくいながら、桃の皮は押しつぶしながら7分~8分煮る。
   沸騰したら弱火にする。
5  4をフードプロセッサーにかけペースト状にする。
6  5を鍋に移し7分~8分再び煮詰める。(ボールに移し冷まして置く)
7  残りの桃の皮を剥き、1㎝~2㎝の角切りに切り、レモン汁をかける。
8  7に残りのグラニュー糖をまぶし、20分~30分置く。
9  8に桃を剥いた皮と種を入れて火にかける。(始めは強火)
10  アクをすくいながら、桃の皮は押しつぶしながら15分~20分弱火で煮る。
11  10の鍋に6を入れたら、数分煮る。
12  消毒したビンに詰め脱気する。
  



2013年8月21日水曜日

トマトの実り


小さな畑に植えたミニトマト
鹿の餌食にされたけど、連日の豪雨にも負けないで
小さな鈴なりのトマトが、たくさん実りました。
ところが、どうした訳か、少しも赤くなりません。
日照時間が足らないのかな?
真っ赤に熟れるのはいつでしょうか?


草丈は私の背丈より大きくなりました。
葉の先端を切り、わき芽も摘み取っています。
枝で熟した甘いトマト、お日様のぬくもりが残っているトマト。
そんなトマトはできるのでしょうか?
家庭菜園 一年生!失敗の巻き かな??


こちらは、息子夫婦が造った「ペチュニアガーデン」
きれいに花が咲き揃うと、鹿に食べられてしまいます。
にんにく・唐辛子・にらなどをウォッカで漬けた、自家製の殺虫剤が効いたのか
やっとここまで咲き揃いました。
ほまれ・さゆり・ももえ・せいこ・全てペチュニアの名前です。
ここだけは、夏の花園。
かわいいペチュニアを眺めるたびに心癒されます。






2013年8月17日土曜日

きゅうりのきゅうちゃん漬け


息子の勤め先の方から、採れたての新鮮なきゅうりを戴きました。
青々としたみずみずしいきゅうりです。
たくさん戴いたので、『きゅうちゃん漬け』を作りました。
少し手間はかかりますが、保存も効くし、ごはんが進みます。
お茶うけにもなります。


沸騰した湯の中に入れ、冷めるまでおきます。
きゅうりの灰汁や、えぐみのような物がなくなります。
再び湯を沸かしきゅうりを入れて、冷めるまで置くこと3回


きゅうりの色がだいぶ変わってきました。
手を入れても熱くないと思うところまで冷まします。


 たれを作り、沸騰させたら、火を止めて、刻んだきゅうりを入れ冷まします。


冷めたら、たれときゅうりを分け、たれを再び沸騰させ火を止めきゅうりを入れ冷まします。
これを3回繰り返します。
4回目に切り昆布、生姜、ごまを入れたらきゅうりをもどしそのまま冷まして出来上がり。
何度も熱湯にくぐらせて、クニャクニャになるかと思いきや、パリパリして、とても美味しいです。
たくさん作って、ご近所にお裾分けしても喜ばれると思います。

材料 (1kg分・8本~9本)

きゅうり…(両端を切り、半分に切る) 8本~9本
しょう油…1カップ
みりん…150cc
酢…130cc
昆布…5㎝(細切り)
生姜…1かけ(千切り)
白ごま…大さじ2

作り方

1 大きな鍋に湯を沸かし、沸騰したら火を止めてきゅうりを入れて冷めるまで置く。
2 冷めたらきゅうりを取り出して湯を捨て、再び湯を沸かす。
  同じ作業を計3回繰り返す。(熱湯につけるだけです)
3 2のきゅうりを1cm位の厚さの輪切りにし、ふきん等に包んで水気を絞る。
4 鍋に調味料を入れて、沸騰させたら火を止めて、3のきゅうりを入れそのまま冷ます。
5 冷めたら、きゅうりをざるなどにあけ煮汁と分ける。
6 分けた煮汁を再び沸騰させ、火を止めたらきゅうりを入れる。(全部で3回繰り返す)
7 4回目に煮汁を沸騰させたら、昆布、生姜、白ごまを入れ火を止め、きゅうりを戻す。
8 そのまま冷ます。完全に冷めたら保存ビン等に移し冷蔵庫に入れ保存する。





2013年8月14日水曜日

とうもろこしパン

5秒で消える光り。
5年たっても消えない記憶。
それが花火だと何処かで聞いた事があります。
蓼科の森で花火大会が行われました。
小規模ではあるけれど、心に残る花火に感動します。
広いゴルフ場の芝生に寝転び、打ち上がる大輪の花。
それは、私の為だけに、打ち上げられたと錯覚してしまうほどの至近距離で観られます。

今日は、張切ってお弁当を作ります。


主役は「とうもろこしパン」 朝からホームベーカリーに粉練りを任せ、レシピ片手に大奮闘。
おかずは、ハーブ等で味付けした、鳥の唐揚げとポテトチップとコーンポタージュスープなど。


息子の勤め先の方から、たくさんのとうもろこしを戴きました。
粒揃いで、とても甘い、新鮮なとうもろこしです。


まずは、蒸かしてから実を切り、それぞれの用途に分けました。
袋に入っているのは、パンや炒め物などに使います。
ミキサーに入っているのは、スープに使います。
トレーにあるのは、息子のお弁当のおかずにします。
片栗粉をはたき、バターで焼きつけ、仕上げにしょう油をかければ出来上がり。


残った芯は、水をはった鍋に入れてグツグツと煮出します。
とても甘くて、とうもろこしの香りがするだし汁が取れました。


花火大会の日に作った『とうもろこしパン』
焼きたての熱々をかごに入れ、いざ出発!!
車中はパンの香りに包まれ幸せ。
これから始まる花火の打ち上げに期待をし、気分も高まります。


こちらは、二日後に再度作りました。
とうもろこしをくださった方にお礼の気持ちを込めて……。
甘い美味しいとうもろこし、ありがとうございました。
『とうもろこしパン』 どうぞ 召し上がれ。

材料(12個分)

強力粉…250g
砂糖…10g
塩…3g
オリーブオイル…10ml
蒸かしたコーン…100g (缶詰でも良い)
茹で汁または水…150g (コーンからの水分が出るので50g減らして100gにしました)
ドライイースト…3g
ローズマリー生葉…適量
作り方

1 コーン以外をホームベーカリーにセットしてパン生地をこねます。
  (ローズマリーの葉は途中で入れました)
2 生地を台の上にのせ、平らに広げ、水気を拭いたコーンをのせ生地になじませます。
  とうもろこしからの水分で生地がべたつくので、粉を足しながらなじませてください。
3 油を薄く塗ったボールに生地を移し、ラップをして35℃で40分発酵させます(1次発酵)
4 生地を12等分して丸め、ふきんをかけて20分休ませます(ベンチタイム)
5 丸め直して(成形)霧をふき、35℃で40分発酵させます(2次発酵)
6 生地の表面に仕上げ用の溶き卵を塗り、180℃に温めたオーブンで15~20分焼きます。








2013年8月6日火曜日


私の母は、今年88歳(米寿)になりました。
とても元気です。
7月31日 一人で高速バスに乗り蓼科に来ました。

私がここに移ることを話した時、寂しげな顔をふと見せた母。
「身体に気を付けて頑張りなさい」と 一言だけ言った母。

子供の心配はするくせに自分の心配は掛けまいとする気丈な母。
感謝の気持ちを忘れない、周りに気配りをする母。
人から愛され、頼りにされる母。
花が好き。自然が好き。音楽が好き。
そんな優しい母です。

庭に咲いている小さな花を摘んで来て、そっと花びんに生けてくれました。


じっとしていられない母は、ここに来るとすぐにエプロン姿に着替えをしました。
「何かすることは無いの?」
ゆかたを2枚、ほどいてもらいました。

9月に生まれてくる、ひ孫に「甚平」を作る為です。
最近、目が衰えてきた母。
無理はしないでくださいね。


一週間ほど滞在して、また高速バスに乗り、暑い東京へ一人 帰って行きました。

母と過ごした一週間は、あっという間に過ぎてしまいました。
どうぞ元気で、また遊びに来てください。

母を乗せたバスを見送りながら、そう願う私でした。


2013年8月1日木曜日

えごまのつけ汁



そうめんのつけ汁として作りました。
えごまの油は、体脂肪の燃焼を助けるなど健康に良い成分を持っています。
地元で採れた雑穀類が店頭によく並んでいます。
えごまもその一つです。
香ばしく炒ることで独特の香りが有り、ごまだれよりもさっぱりと食べられます。
実家の母が遊びに来たので、お昼に作りました。
美味しいと喜んでくれました。
そうめんは小豆島の手延べそうめんです。
お嫁さんのおばあ様が送ってくださいました。
コシがありのどごしがいいので一人前2把をペロリ食べてしまいます。


すり鉢で丁寧にすります。
油がにじんで来る位(5分以上)ねっとりするまですります。


調味料を加えさらにすったら、出汁または水を少しずつ加えてのばします。
最後に薬味を入れれば、出来あがり。
残った汁は温かいご飯にかけても美味しいです。


材料(3人~4人分)

きゅうり…1本
薬味…みょうが、ねぎ、青じそなどを刻む
えごま…2/1カップ
みそ…大さじ4~5(加減する)
砂糖…大さじ2~3(加減する)
酒…大さじ1
みりん…大さじ1
しょう油…小さじ2
出汁または水…2カップ
水のときは顆粒の和風だしの素を少し入れる。
みそは塩加減が異なりますし、砂糖は好みが有りますので加減してください。
普通の白ゴマでも美味しいです。

作り方

1 きゅうりは輪切りにしてから少々の塩を振り、しんなりしたら水気をしぼる。
2 えごまは香ばしさや煙が少し出てくるまでよく炒る。
3 すり鉢に入れ少し油が出てねっとりするまでよくする。
4 みそを加えさらによくする。
5 その他の調味料を入れたら、全体がなじむまでする。
6 出汁または水を少しずつ加えながらのばす。
7 冷たくしたい時は冷蔵庫で冷やす。
8 食べる直前にきゅうりや薬味を入れる。