2014年9月16日火曜日

オレンジのコンフィ




御近所の方から戴いた沢山のオレンジ。
そのまま食べるのはありきたり。
何か工夫して美味しく食べたいと考えました。
先日遊びに来たお嫁さんのお友達(お菓子作りの教室をしている方)からコンフィの話を聞いて作ろうと思いました。
クックパットでさっそく検索。

手間と時間(1週間)がかかる大変なものでした。
夫とお嫁さんから手間ひまを惜しんでいたら
美味しい物は出来ないと はっぱをかけられ
覚悟を決めていどみました。

それがこれ!!
つややかなアメ色のオレンジのコンフィ。
ジャムより濃厚でオレンジの香りが口の中にいっぱいに広がります。


オレンジの皮の汚れをきれいに洗ってから、
楊枝で皮に穴をあける(無数に)
鍋にオレンジと水を入れ2~3回茹でこぼした後、2日間水に浸ける。(1日に2~3回水をかえる) 苦みを取るための作業です。

   
左の写真は2日後の写真(プヨプヨしている)
オレンジを5㎜~1㎝の輪切りにしている所.
わりばしを置くときれいに切れました。

ステンレスの鍋にきれいに並べます。





グラニュー糖(オレンジの重さの90%)を加え火にかけ沸騰してきたらアクを取ります。
弱火にして20分煮てから火を止め、そのまま
1日置きます。

次の日も同じように火を入れますが、必ず弱火から煮ます。
沸騰してから20分煮てそのまま1日置きます。


次の日は、30分煮て火を止めてそのまま1日置きます。

だんだん艶が出てきて、皮と果肉の間が透明になるのがめやすです。

いよいよ仕上げの作業です。
ざるにあけて汁気(シロップ)をきります。
シロップは少し煮詰めてとろみをつけます。

半分はシロップに浸け込み、半分は乾燥させました。




自宅の釜をあたため乾燥させました。

100°で20分乾燥しました。
途中で裏返しもしました。
普通はオーブンで加熱します。










表面が水っぽく無くなれば皿に広げ粗熱を
取り、ベタベタしなければ完成です。

全工程で1週間はかかりますが、実際に取りかかる時間は、1日30分程度です。
毎日 完成を楽しみにしながら作っていたので苦にはなりませんでした。










シロップ漬けをまずは味見。

お嫁さんが美味しいコーヒーを入れてくれました。
オレンジの甘さと香りはコーヒーとベストマッチ!  「う~ん うまい」
頑張って良かったです。

皆の美味しい顔が見られました。


乾燥させたオレンジにチョコレートを
コーティングしました。
オランジェットというお菓子ができました。
チョコレートとの相性がとても良いです。












シロップ漬けにしたオレンジコンフィをたっぷりとケーキの生地に混ぜて焼きました。

「ケーク・オ・ショコラ」

オレンジリキュールをしみ込ませた大人の
味のケーキです。
生クリームを添えて頂きました。





今月は孫の1歳の誕生日
全てはこの日に間に合わせるために作ったようなもの。
特別な日のために手間ひまを惜しまず作った料理は
本当に美味しいと思いました。

たったひとつ残念だったのは、孫が食べられなかった事です。

20年後に作ってあげるからね……??

ママ特製のバースデーケーキは愛情たっぷりの君だけのケーキでしたよ。





2014年9月8日月曜日

きのこ


巨大キノコが我が家の庭に出現!!
大人の手のひらと比べても大きさが分かると思います。
こんな大きなキノコを見るのは初めてです。
びっくりです。


こちらは、縦に長いキノコです。
30センチほどの長さがありました。
こちらもびっくりです。

9月に入り雨量が多かった事が原因でしょうか?
たくさんの種類のキノコが見られます。
でも怖いのでやたらと食べませんよ。


ハナイグチ(じごぼうと呼んでいる)
カラ松林で採れる代表的なキノコです。

ホイル焼きや汁もので頂くと美味しいキノコです。
豊作の年のようです。
毎日採って食卓にならびます。

味覚の秋、収穫の秋、秋はやっぱり好いですね。

2014年9月5日金曜日

初秋


蓼科の短い夏はそっと通り過ぎてしまいました。
気の早い秋がやって来ました。

稲穂が頭をさげ、黄金色に変わろうとしています。
今年も豊作でしょうか?



道沿いに咲く草花が秋を教えてくれます。


昨年産まれた孫も1歳になります。
近くの池でバッタを追いかけたり、草をむしったり、元気に遊びます。

肌寒い毎日になりました。
孫もすっかり衣替え。



ワレモコウ、オミナエシ、そんな花がいつの間にか咲いていました。
これから山は美しい色彩に彩るのでしょう。
私の好きな秋がやってきました。