2013年12月19日木曜日

大雪注意報


大雪注意報がこの冬初めて出ました。

昨日から降り積もり、朝には、25㎝の積雪。
一変した窓からの景色。


雪の迫力に負けそうになりました。


静寂の森


草木は雪のふとんをかぶり
深い眠りにつきました。


春が来るまで 
「おやすみなさい」






2013年12月16日月曜日

ゆず茶


寒い時期に身体も心もぽっかぽかになる「ゆず茶」
風邪予防、疲労回復、ビタミンCによる美肌効果など
美容と健康に良い「ゆず茶」
詳しくはこちら ゆず 効能と効果

火を使わず簡単に作れます。


ゆずの皮を刻んだら、保存袋に入れて、冷凍します。
皮の組織が壊れるので、漬かりやすくなります。
皮と砂糖を交互に入れ、絞り汁をかければ準備完了!
一日たったら、かき混ぜて、砂糖を溶かします。
二日目から飲めます。


ゆずの種はひたひたの水に一晩漬けると、あら不思議?
ぷるぷるのゼリー状のローションができます。
顔や手に塗ると、つるつる、すべすべ。
種の表面にペクチンという成分の効果だそうです。

保湿効果もあるので、お風呂上りに塗るのも良いですよ。
私は台所の水仕事の後にも使ったりしています。

種は2~3回使えます。
たくさんある時は、干しておくと何時でも使えます。
韓国では、干した種が化粧品として売られるほどだとか。
種もしっかりと利用しましょう。

一度お試しください。


材料

ゆず…4~5個
砂糖…漬けるゆずの皮と同量


作り方

1 ゆずをきれいに洗う(皮を漬けるので丁寧に洗ってください)
2 ゆずを横半分に切る。
3 果汁を絞ったら、種、果汁、皮、に分ける。
  皮は中の「わた」をきれいに取り除く。(わたも細かく刻んで漬けても良い)
4 皮を3㎜~5㎜の薄さに細切りする。
5 皮を保存袋に入れて、冷凍する。
6 消毒したビンに皮→砂糖の順に交互に詰め、果汁をそそぐ。
7 一晩寝かせたら、かき混ぜて、砂糖を溶かす。
  溶け残りが無くなれば、いつでも飲める。




2013年12月12日木曜日

大根と鶏手羽先の煮物


実家の母から教わった、冬の定番料理と言えばこれ!

『大根と手羽先の煮物』

いつの間にか、我が家の味になり、家族の大好物になりました。
二人の息子のお嫁さんにも伝えました。
代々と伝えて欲しいお料理です。

大根の美味しい季節、ほっこりと軟らかく煮た大根は甘くて美味しい野菜です。

大根は昆布と一緒に柔らかくなるまで煮ておきます。
味付けは、みそ、酒、砂糖、しょう油だけ。
手羽先からの出汁がコクとなり、これはもう、絶品!


手羽先肉は必ず先っぽの羽の部分を切り落とします。
これは冷凍して時間のある時に、ことこと煮ると美味しいスープが取れます。
使うのは、もとの方だけ。
塩を振り、しばらく置くことで、臭みの水分が出ます。


これを熱湯に1分程くぐらせ、霜降りをします。
肉の下処理はこれでおしまい。



フライパンに軽くオイルを垂らし、鶏肉を皮目からこんがり焼き色を付けます。


大根を煮ている鍋に鶏肉を入れて40分ほど煮込んだら完成です。

コラーゲンたっぷりの煮汁は、残ったらおじやにします。
ショウガとねぎのみじん切りをたっぷり入れて、卵でとじるおじやは、身体がぽかぽか。


材料(4人分)

大根…1本
鶏手羽先肉…12本
昆布…10㎝
しょうが…1かけ
ねぎ…青い葉先
サラダ油…小さじ1

水…1ℓ
みそ…大さじ4~5(家庭のみその味があるので、加減してください)
酒…大さじ2
砂糖…大さじ1
しょう油…大さじ1

作り方

1 昆布を水に入れしばらく置き、もどす。
2 大根は厚さ2cmの輪切りにし、皮を厚くむいたら、たて半分にする。
3 1と2を鍋に入れ火にかけ、一度沸騰させたら、弱火で40分煮る。
4 3にみそ、酒、砂糖を入れ味付けし、10分ほど煮る。
5 手羽先肉の先を切り落としたら、塩を軽くふり、しばらく置く。
6 別鍋に湯を沸騰させ、4を1分ほど入れたらざるにあけ、水気を拭き取る。
7 フライパンにサラダ油をひき、鶏肉を皮目の方から焼き、両面に焼色を付ける。
8 4の鍋に鶏肉としょうが、ねぎを入れ、アクをすくいながら、40分ほど煮込む。
9 味見をし、最後にしょう油をたらし完成
10 土鍋に移しテーブルに。

* お好みでラー油や柚子こしょう等を添えてください。
  










2013年11月27日水曜日

干し野菜日より

本日快晴。

干し野菜 日より。


のざわな漬けに初挑戦!
まずは、天日干し。
お日様の力はすごい!
野菜や果物の水分を蒸発させ、甘味を引き出すのですから。


半日ほど干したりんごはそのまま食べても美味しいです。
噛み締めるほどに甘さが増して、もう 止まりません。


大根はちょっと大きく切りました。
こちらは時間をかけてゆっくりと干していきます。
寒ざらしにして凍らせたり、また干したりします。


のざわな漬けは干した後に、下漬け、本漬けをして完成。
お日様の力と強力な寒さが漬物を美味しくしてくれます。


2~3日干したりんごを細かく切って、紅茶とハーブを入れて「アップルティー」に
ハーブはカモミールとレモンバームを入れました。
りんごの香りと甘さがお茶に溶けた「アップルティー」に心が癒されました。

戴き物のウエハースのお菓子との相性は抜群でした。


寒ざらしにした大根は甘味を増し、程よい硬さになりました。
「ゆずだいこん」にしました。

塩漬けをした後に、砂糖、酢、ゆず汁、ゆずの皮を入れて漬けます。
冬の香りがするお漬物です。







2013年11月21日木曜日

姉妹とりんごジャム


東京から母と姉妹が遊びに来ました。
お土産に『りんごジャム』を作りました。
少し大きく切ってりんごの存在感を大切にしたジャムです。

蜜の入ったフジりんごが今は旬。
小粒のりんごはジャムを作るのに最適です。

姪達にもおすそ分け。
喜んでくれる笑顔を思い浮かべて……。


砂糖とレモン汁をまぶして、30分程置くと水分が出てきます。
それから、鍋で煮詰めます。
りんごの皮も一緒に煮ると、煮汁がピンク色になり綺麗です。



久しぶりにそろった三姉妹。
会話は途切れず、笑いも途切れず、楽しい時間を過ごしました。

初めて来た妹は、山の景色や空気、自然の美しさに感動するばかり。

山からの恵みを袋いっぱいに拾い集め、大満足の姉妹に私も嬉しくなりました。


新鮮な野菜と、美味しいお水と、きれいな空気で、心も身体も元気になった姉妹。
たくさんの思い出を心にいっぱい詰め込んで、家族の待つ東京に帰りました。

また遊びに来てください。
今度はご主人も御一緒に。

りんごジャムのレシピ

材料

りんご…400g
砂糖…200g
レモン汁…大さじ2

作り方

1 りんごはよく洗って、皮を剥き、6等分にしてから芯を取る。
  5mm~1cm位の厚さに切る。
2 鍋に全ての材料を入れ、30分ほど置く。
3 水分が出て、しっとりしてきたら強火にかけ沸騰したら弱火にし、20分位煮詰める。
  途中アクが出たら丁寧にすくう。
4 りんごが透通ってきたら火を止める。
5 熱いうちに消毒したビンに詰める。


簡単アップルパイ

春巻きの皮にりんごジャムをのせて、端からくるくると巻く。
ハケなどで、溶かしバターを全体に塗ったら、両端をキャンディーのようにひねる。
200度のオーブンで15分焼いて、粉砂糖をかけたら出来上がり。

お試しください。



2013年11月19日火曜日

初雪


朝、ちらちらと、小雪が舞い落ちました。
この冬、初めての雪です。


庭がうっすらと、白くなりました。
もう、こちらは冬です。





2013年11月16日土曜日

秋のフィナーレ


八ヶ岳が雪化粧をしました。

黄金色に変わったから松が、夕日に照らされて、美しさを増します。
秋がフィナーレを迎えました。


ステキな小路を見つけました。
落ち葉のじゅうたんを敷いた小路に、時より枯葉が舞い落ちてきます。

あんなに美しかった紅葉が、今はもうありません。 


朝、庭に日が射すと、木や地面の霜が溶け、キラキラと輝く一瞬があります。


霜柱が地面の土を持ち上げています。


冬の足音が聴こえて来ました。




秋の終わりを惜しむかのように、最後の輝きを放していました。



2013年11月14日木曜日

クリスマスリース


散歩の途中でステキなクリスマスツリーを見つけました。
庭のモミの木に飾られたオーナメントに目を奪われました。
もう、そんな季節なんですね。


私は、クリスマスリースを作りました。
綿の実ととうがらし以外は我が家の庭で集めた物ばかりです。
あけびの枝とラベンダーの茎を一緒に巻きました。
良い香りがします。

まつぼっくりとウバゆりの実で飾ります。
素朴だけど、それが好い、手作りの温かいリースが出来ました。


朝晩、厳しい冷え込みになりました。

寒いけど、心はあたたかく冬を迎えたいものですね。

2013年11月13日水曜日

ヤーコンの炒め物


見るからに「さつまいも」そっくりの『ヤーコン』です。

南米アンデス地方原産のキク科の多年草の根です。
オリゴ糖の王様と言われ、腸を元気に便秘解消効果絶大。
同時にポリフェノールを多く含み動脈硬化、糖尿病の予防、体内の酸化防止に効きます。

食感はしゃきしゃきして甘く、梨の様な感じです。
生でも、炒めても美味しい野菜です。


豚肉とごぼうも入れて甘辛く炒めてみました。
ご飯やお弁当のおかずにぴったりの一品になりました。
生で食べる時は、マヨネーズやポン酢などで和えると美味しいです。


材料

ヤーコン…300g
豚肉…200g
ごぼう…半分(せん切り)
砂糖…大さじ2
しょう油…大さじ2
酒…大さじ1
みりん…大さじ2
塩…少々(肉の下味用)
サラダ油…適量(炒め用)

作り方 

1 ヤーコンはきれいに洗って、皮をピーラー等で剥きせん切りにする。
  (水にさらさなくてもよい)
2 豚肉に塩を振り、しばらく置く。
3 フライパンにサラダ油を入れ熱したら、豚肉をよく炒める。(一度 取り出す)
4 同じフライパンにサラダ油を入れ、ごぼうをしんなりするまで炒める。
5 4にヤーコンを入れ炒めたら、3の肉を戻し、調味料を入れ水分を飛ばしながら炒める。

*ヤーコンから水分が出るので、最後に味をからめる時は、少し水分を捨てて、しょう油で
  味を整えて仕上げてください。  









2013年11月10日日曜日

さといもとベーコンの炒め物


美味しそうなさといもを買いました。
煮っころがしも好いけど今日はシンプルに塩とこしょうで炒めました。

さといもを薄く切ったら、焦げ目が付くまでいためるのがコツです。
ベーコンとほうれん草を加え、塩とこしょうで味を整えたら出来上がり。
簡単でしょ!

さといもの歯ごたえと、もっちり感がすごくいいですよ。
お試しください。

材料 (3~4人分)

さといも…4個
ほうれん草…1わ
ベーコン…5~6枚
オリーブオイル…大さじ1
塩・こしょう…適量


作り方

1 ほうれん草は塩茹でにしたら、3cm位の長さに切り、水気をしぼる。
2 ベーコンは幅2cmに切って置く。
3 さといもは皮をむき、縦に切り5mm位の厚さに切る。
  ボールに移し塩でもみ、流水でぬめりを洗い流す。(ペーパーで水気をふく)
4 フライパンにオリーブオイルを入れ、中火で熱し、さといもを炒める。
  あまりフライパンを揺すらずに、じっくりと焦げ目が付くまで、さといもに火を通す。

5 ベーコンを加え、1分ほど炒める。
6 続けて、ほうれん草をほぐしながら入れ、サッと炒めたら、塩とこしょうで味を整える。



2013年11月6日水曜日

長円寺の楓の紅葉


ここは、350年以上の歴史がある「清龍山 長円寺」
参道は樹齢300年の杉が並ぶ。
石畳の参道を進むと燃えるような真っ赤な楓が目に飛び込む。


300年の杉の木に負けまいと枝を張り、真っ赤に染めた楓の葉。
見る者を圧倒させ、ただ感動のため息がでるばかり。




寺の境内に並ぶ、石仏百体観音。
地面すれすれまでに垂れ下がり、楓の葉から見え隠れ。
なんとも風情があります。


夜にはライトアップされ、百体観音一つひとつにロウソクが灯る。
真っ赤な紅葉は闇夜に浮かび、ロウソクの火に灯された石仏の顔がぼんやり見える。




杉の葉の間から落ちる木漏れ日が、優しくもみじにふりそそぐ。

秋に一度は訪れたい紅葉の名所がここにある。



2013年10月27日日曜日

かりんジュレとジャム


大きなかりんを買いました。
なんと2個で1200gもありました。
豊かな芳香を楽しんだ後、ジャムにしました。

かりんは古来より、咳や痰などの喉の炎症に効果があると知られています。
これからの時期、作っておくと好いと思います。


かりんの皮と種を先に煮出します。
煮汁がトロリとするまで煮詰めることで、かりんの効能の効果が増します。
30分~40分煮詰めたら、こし器でこして煮汁を取ります。
その煮汁で果肉を煮ていきます。


果肉は5㎜程度に切り、水につけます。
空気に触れると変色するので、ラップを貼りつけておきます。
できれば、水を何回か替えながら、1~2時間つけておくと、渋味がぬけます。
先程の煮汁と果肉を一緒に煮て、再びこし器でこします。

果肉は後でジャムにするので、ぎゅうぎゅうと、こさないでください。
こした液を、鍋に移してとろみが出るまで煮詰めます。
液があかね色に変わってきます。

煮詰め過ぎると硬くなるので注意してください。(40分位を目安にしてください)
冷めた時に、ぷるぷるゼリーのような硬さになれば成功です。


ぷるぷるのあかね色のジュレはとてもきれいです。
庭のもみじの葉を添えました。

残った果肉にりんごを1つ、すりおろし、煮詰めてジャムにしました。
ジャムにすることで、食物繊維(不溶性の食物繊維)が摂れます。
便秘予防にいいですよ。

どちらも、お湯に溶いて飲むと体がぽかぽか、ノドはすっきりです。


材料

かりん…2個(1200g)
砂糖…720g(かりんの量の50~60%)
水…皮と種を煮る用 500~600cc(ひたひたになる位の水加減)

作り方

1 かりんはきれいに洗い、縦に切り、種を出し、皮をむく。
2 果肉を5㎜程度の薄さに切り、水にさらす(1~2時間)表面をラップで被う。
  渋味を取るため、何度か水をかえる。
3 1を鍋に入れ水をひたひたになるくらいに入れ中火で煮る。
  あくを取りながら、40分位(煮汁がとろとろになるまで)煮る。
4 3をこし器でこす。
5 4の煮汁を鍋にもどし、果肉と砂糖を入れ中火で、あくを取りながら、40分位煮る。
  (水を少し加えても良い)
6 5をこし器でこし、汁を鍋に戻し煮詰める。
  (好みのとろみになるまで、きれいなあかね色に変わるまで煮詰める)
7 熱いうちにビンに詰める。

8 6でこした後の果肉とりんごを1個すりおろし、ミキサーにかけペースト状にする。
9 鍋に移し5~6分に詰める。  
10 熱いうちにビンに詰める。

2013年10月24日木曜日

きのこのおひたし


ここ信州は「きのこ」の本場。
えのき、しめじ、エリンギ、まいたけ、しいたけ、など等。
全て100円以下の大安値。
ほぼ毎日のように食卓に登場します。
だから「きのこのおひたし」は作っておくと重宝します。

そのまま食べても美味しいけど、炊き込みご飯、ハンバーグ、卵焼き、きのこあんかけ。
アイディアしだいで色々と使えます。


これは、小松菜と油揚げをきのこのおひたしで和えました。
味付けは、ぽんずを少々加えただけです。
さっぱりとして、副菜にぴったりのおかずになります。

息子が好きなのは、「ハンバーグのきのこかけ」
ハンバーグの種を作り片面を焼き付けたら、ひっくり返した後にきのこを回りに敷き
弱火で肉に火が通るまで焼きます。

きのこと肉の相乗効果でとても美味しいです。

材料

きのこ(2種類以上)…400g
酒…大さじ2
塩…小さじ1.5

作り方

1 きのこはそれぞれ石づきを取りバラバラにする。
  えのきのような長いものは3~4㎝に切る。
2 鍋にきのこを入れ、酒、塩を加えたら、蓋をして、中火で5分蒸し焼きにする。
3 蓋を開け一度かき混ぜたら、弱火で6~7分、蓋をして蒸し焼きにする。
4 あら熱が取れたら、容器に入れて冷蔵庫で保存する。
  (4~5日保存可能)
* 他の料理に使う時は、きのこに塩分があるので味付けには気をつけてください。